ぼくは松屋を諦めたくはない。ご飯の配膳位置について松屋も諦めないでほしい。日本人のマナーはどこにいってしまったのか。または時代遅れなのか? 誰も教える人がいなくなったのか。飲食店でのご飯とお椀の置き方はマニュアルにないのだろうか。
松屋で何度も右にご飯が置かれる
何度行ってもこうなる。ぼくの場合は3回に2回はこうなる。これは死人に対する置き方。
隣の人は生者の配置(当たり前)。
こういう出し方をされると、もう行きたくないなと思う。客単価が安いから仕方ないと言っていいのだろうか。そういう店なんだから仕方ないで済ませるのだろうか。松屋だからいい?そういうことではないだろう、ぼくは松屋だからといって諦めたくない。松屋でも普通の状態でご飯を食べたいし、おいしく食べたいだけだ。
老人の小言ではなく、マナーとして誰か松屋に伝えてほしい。これは外食産業としてNG、あってはならない接客です。この時点で何が悪いのかがわかっていない人も多いかもしれません。そうであれば昔常識であったものが、後世に伝えられていないということです。嘆かわしいとか、そういう事は言いませんが、マナーとして後世に引き継ぐべきものだと思うのです。
お茶碗とお椀の正しい置き方
お茶碗とお椀の正しい置き方ですが、生きている人へご飯を出すときは、お茶碗は左、お椀は右なのです。日本には古来より、ご飯とお茶碗の位置が異なる配置があり、生者と死者の世界をわける意味を持っています(そんなことはどうでもいいけれどルールはあるのです)。
亡くなった人に対するお茶碗の置き方
故人に捧げるお茶碗の置き方は、特別な配慮が求められます。通常、お茶碗を右にお椀を左に置くマナーがありますが、死者に対する配置はこれが逆になります。死者にはお茶碗が左、お椀が右に置かれます。これは、生者と死者の世界が逆さまであるという考え方から来ており、故人に対する敬意を示すためです。また、ご飯に箸を立てる行為も縁起が悪いとされていますが、故人に捧げる場合は正しい作法です。
人の状態 | ご飯の配置 |
---|---|
死者 | 茶碗は右、お椀は左 |
生者 | 茶碗は左、お椀は右 |
地域による違いとマナー
大阪、関西の方ではご飯は左、お椀は左奥に置かれることもあるようです。和食の基本「一汁三菜」では手前左にご飯、右に汁物ということではありますが、主食を前に置くのでご飯が左手前に置かれることが多いが、関西では味噌汁はその奥に置かれる事が多いらしい。
とはいっても、ご飯は左ということには変わりはない。
なぜ間違えて出すのかを考えてみたがテキトウな対応だった
外国人の店員さんの場合よくある。でも日本人の店員さんもよく間違えて出してくる。自分から見て正しい方向で出しているのかと思えば、隣の人には通常の配置で出ていたりする。
じゃあ、自分にはわざと逆に出しているのかと思うけれど、そのような悪意があるとは思えない。
まったく考えていないのだろう。
マニュアルに「お客さまから見て、左が茶碗、右側がお椀です」と書いていないのでしょうか。マニュアルに図を書いて日本人でも外国人でもわかるようにするのが大事な気がします。それよりも以前にこういうことは家庭の教育で必ず教えるべきものかと思います。もしそういうものが文化として失われているのであれば、企業側がこれをマニュアルで直していくほかありません。
通常1,000円くらい払うお店でこのようなことは起こりませんし、これが起これば、お客さんは怒って帰っていくでしょう。そのくらいの大問題なものが松屋では起こり得る。しかも高頻度で。でも僕は松屋が好きだから、松屋に行くことを諦めたくないのです。安いからと言って、このことを諦めたくないのです。