東京外環大回り 高速道路250kmをたったの100円で走る!特別ルールとその適用12ルートを検証

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車にたくさん乗っていたい!高速をずっと運転していたい。そういう車の運転好き、ドライブ好きな人は案外いるのではないでしょうか。目的地につかなくても車に長く乗りたいというニーズは、運転を覚えたての若い頃には誰しもが経験したことがあるものでしょう。おとなになってもドライブ好き、そんな方にお送りするのが東京外環大回りです。ネットの情報は難しく書かれすぎているので、簡単に解説します。

高速道路をぐるっとまわりたい。首都高でC1やC2をループ走行した人なら誰もが考える、C3(東京外環自動車道)、C4(圏央道:首都圏中央連絡自動車道)大回りを楽しみましょう。

東京外環大回りは料金所を通っても最短ルートで課金

大回りとは特定の目的地に向かって最短ルートで向かうのではなく、ループになっている別のルートによって、道を大きく回って特定の目的地に付く方法です。この記事は投稿現在の情報なので、未来永劫このような「結果」になるかはわかりません。これはズルをして料金が最短ルートになっているのではなく、仕組み・制度によってこのような料金になるということです。

基本的ルールは最短ルートの2倍までの大回り、回り道は許可されています。が、2倍以上の場合は高速の係員に申し出て精算する必要があるようです。例えば、高速道路を走っていくとループになっているものは、できるかどうかの問題ではなくダメなのです。

たとえば、関東では、関越道 東松山IC→上信越道 軽井沢→長野自動車道 松本→中央道 大月→圏央道 入間→関越道 鶴ヶ島といったものは、東松山→鶴ヶ島の料金で済ますというのはダメなのです。
関西圏で言うと、滋賀の栗東インターから東名E1を通り関が原を通過、名古屋市を大きく周り豊田JCTからE1Aで名古屋湾岸を通って、瀬田東インターで出るというのはダメです!

しかしながら、東京外環自動車道については例外なようで、これは東京外環の利用促進をする政策によるものなのですね。料金所を通過して結構高額な料金が表示されたとしても、この料金は「仮の数字」であり、確定後請求時に料金が修正されます。この恐怖に打ち勝つ必要があります。

東京外環の西側は関越道、東側が東関道なので、酒々井SA下り(しすいSA)のスタバに立ち寄りぐるっと廻るなども可能です。

具体的に東京外環大回りの検証をしてみる

たとえば、圏央道 川島ICから入り、東関道にぶつかる大栄ジャンクション(たいえいジャンクション)→高谷ジャンクション(こうやジャンクション)から東京外環自動車道に入り大泉ジャンクションで関越自動車道へ、鶴ヶ島ジャンクションから圏央道へ入り坂戸ICでおります。川島ICと坂戸ICの距離は2.5kmで日本有数のインター間が近距離な区間です。この料金は100円となります。

  1. 圏央道 川島IC→湾岸市川IC(高谷ジャンクション手前のIC) 162.5km
    通常料金:5,330円 ETC料金:3,730円 ETC2.0料金:3,730円
  2. JCT 高谷JCT→東京外環 大泉JCT 48km程度
    通常料金:1,040円 ETC料金:730円 ETC2.0料金:730円
  3. 関越自動車道 練馬→圏央道 坂戸IC 32km程度
    通常料金:1,240円 ETC料金:870円 ETC2.0料金:870円

実際に確定したカードの請求がこれです。

Google Mapベースで252kmです。料金は総額5,330円にのぼりますが、100円を距離ではなく、おおよそ料金の比率で7:1:2として100円が分割されて、以下のように請求70円、10円、20円と分割されて請求されています。

  1. 大回りx内回り
    圏央道 坂戸IC→関越道→東京外環 大泉JCT→東関道 高谷JCT→大栄JCT→圏央道 川島IC
  2. 小回りx外回り
    圏央道 川島IC→東北道 久喜白岡JCT→東京外環 川口JCT→関越道 大泉JCT→圏央道 坂戸IC
  3. 中まわりx内回り
    圏央道 坂戸IC→関越道→東京外環 大泉JCT→三郷JCT→大栄JCT→圏央道 川島IC

このようなまわり方を検討できます。

ルール:東京外環は通過、その区間で降りてはいけない

このルールは東京外環を利用し他の区間の渋滞を緩和すると言った政策によるものため、東京外環をうまく通過する必要があります。そうすれば「最短距離の請求額」になると思われます。

ただし首都高を使いながら東京外環を回った結果どうなるのかは不明です。たとえば、横浜の「みなとみらい」ICで入ってC1を外回りで5号 池袋方面へ美女木ジャンクション、東京外環C3で三郷ジャンクション、6号でC1へ向かってレインボーブリッジ、B 湾岸線で横浜公園で降りるとした場合、どうなるでしょうETC料金の300円になるでしょうか? いつか試してみたいと思います。

ちなみに外環は通っていませんが、夜の首都高ドライブはこちらです。

このような東京外環大回り適用条件は以下となります。

  1. ETCを利用する
  2. 東京外環内では降りない
  3. 一筆書きで目的地に大回りする
  4. 出発地点と到着地点は別であること

東京外環大回りのパターンは出発地により12通り?

東京外環をうまく経由すると、大回りは250kmで、中回り 川島→つくばジャンクション→三郷ジャンクションの常磐道経由では177kmとなります。小回り 東北道経由で久喜白岡ジャンクション→川口ジャンクションの東北道経由では96km程度となります。上記ルートは料金検証中ですが、おそらく100円で確定すると思われます。小回りは適度な走行時間でストレス発散にはもってこいです。ガソリンもそれほど使いませんし、なにより発着点が近いので、乗ったICと出るICが近いので「帰り」を考える必要がありません。

東京外環を経由するという条件は、たとえば真ん中のループ、五霞ICから大回りで幸手ICで降りる121kmでもその様になるかもしれませんし、右側のループ、牛久阿見ICから阿見東ICを大回りする140kmでもそのようになるかもしれません。

これを一般化した場合(1+2+3)×2パターン(反対周り)があるということかもしれませんね。
具体的には、大回り1、中回り2(西側は関越と常磐道、東側は東関道と東北道を使ったルート)、小回り3(関越-東北道、東北道-常磐道、常磐道-東関道)で、内回り外回りの上下線が逆のパターンです。

実際に試してみて、請求金額がどうなったのかを追記していきます。ワクワクしてきました。みなさんどうでしょう。首都高経由も含めて検証していきたいと思います。

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